ご存知の通り1950年代にデンマークでは多くの「名作」といわれる椅子がデザインされましたが、この椅子もその一角を担うものだと個人的には思います。成形合板を巧みに組み合わせ体にフィットするカーブを生み出している美しい背(最上部は椅子を引くときに指がかかる)、補強材でありながら意匠的にも美しく見せる貫の工夫、シンプルで軽やか、足すものも引くものも必要のないさり気ないデザイン。上手いです。
side chair/ Peter Hvidt & Olra Molgaard Nielsen 1956/ SOBORG /DENMARK
W47 D46 H77 SH45 / teak & new natural leather/ SOLD OUT