デンマーク1950年代デザインの椅子としていまだに生産が続くロングセラー。いまやクラシックとも言えよく知られたデンマークの椅子ですが、久しぶりにじっくり眺めてみるとディテールに工夫のされた美しい椅子だと改めてその良さを見直してしまいました。後脚の前面が途中からフラットな面になりそれが背中の部材の上端へとそのままなめらかに続いているのですが、このスタイルはあまり見かけないように思います。背面下端のカーブとあいまって独特の顔を形作っていて、さすがロングセラーといった感があります。
今回のはビンテージのチークモデルを、籐張り、革張り、ペーパーコード張りの3種で張り替えてみました。同じ椅子でも座面素材によって随分印象が変わるいい参考になるかと思います。
side chair JLM71/ Niels .O.Moller 1951 / JL Moller 社/ DENMARK /
¥105,000+tax (籐張り SOLD OUT)