買い付け出張から帰国しました。コペンハーゲンは予想外に暖かで関西とさほど変わらないくらいでしたがヘルシンキ(フィンランド)はご覧のとおり。海や湖は凍ったまま、街中にもたくさんの雪が残っていて春はまだ少し先といった感じ。
北欧では今「復刻」オンパレードです。1950’s~1960’sの家具や照明や小物(やはりデザイナーものが多い)を各メーカーが積極的に復刻販売しているのが目立ちます。消費者の立場からすれば手に入りにくかったものが新品で手に入るわけですし本当に良いものならリバイバルは喜ばしい事ですが、一方でかなりメーカーのコマーシャルな意図も感じられ安易な「ブーム」になれなければ良いがという危惧もあります。いつの時代もモノづくりする側は苦労しながら新しい商品にもチャレンジしてほしい、と販売側である私は考えてしまいます。まあ、詰まるところその時代のデザインには秀でたものが多いという証しでしょうか。
今回買い付けた家具は本日コンテナを出荷、長い船旅の末4月末に入荷の予定です。