優れた家具職人でもありデザイナーで、1940~50年代にはデンマーク家具業界振興の指揮役も担ったJacob Kjaer(ヤコブケア)の1950年代の稀有なソファです。革でパイピングとボタン留めが施されたウールのクッションは近年作り替えられたもののようでオリジナルがどのようなものだったのかは不明ですが、そのフレームはおそらくキューバマホガニーと思われる最高級材を使い、いたるところに細やかな工夫と技術が生かされているのが分かりさすがに他と一線を画すオーラを放っています。珍しいものに出会えた喜びがここにもありました。
Mahogany sofa / Jacob Kjaer 1950’s/ Jacob Kjaer/DENMARK/ W206 D89H94 cm/
(このソファは既に売約済みとなりましたが参考までに掲載させていただきます)